2011/12/15
新64期の就職状況
新64期については、未登録者が404名となったとの連絡がありました。
合格者数は、1991名ということでしたので、未登録者の比率は、20.29%ということになります。
新63期は、未登録者は214名で、比率は11.0%ということでしたから、状況は急激に悪化していることが統計上も明らかということになります。
問題は、登録できた人の中にも、即独であったり、給与をもらうことができないノキ弁という厳しい就業環境に置かれた方も急増しているということが同時進行しているということです。
そもそも弁護士になれると言っても資格があるというだけで、就職先はなく、OJTの機会があまり与えられず、たとえ弁護士になれたとしても、就業環境としては数年前と比較しても格段に厳しいということでは、弁護士になりたいという人は激減して当然のように思います。
このままの状況が続くとどうなるのでしょうか。大変なことになってしまうのではないかと思えてなりません。