請負代金請求事件
建築工事の代金などを支払っていただけない場合に、その代金を請求するような事件を請負代金請求事件と言います。商取引の内容が請負と判断される場合ですから、建築工事代金以外でも、請負契約が成立している場合には、請負代金請求事件として分類されます。設計士の仕事の場合には、準委任契約であって請負ではないと言われることもありますが、請負契約であると判断している判例もありますので、注意が必要です。
建築工事の代金などを支払っていただけない場合に、その代金を請求するような事件を請負代金請求事件と言います。商取引の内容が請負と判断される場合ですから、建築工事代金以外でも、請負契約が成立している場合には、請負代金請求事件として分類されます。設計士の仕事の場合には、準委任契約であって請負ではないと言われることもありますが、請負契約であると判断している判例もありますので、注意が必要です。
所有権移転登記請求事件の逆の立場で、不動産の売買代金を支払ってもらえないような場合に提起される訴訟です。所有権移転請求事件と同様、事例としては少ないですが、代金の一部が払われないままに登記だけは移転させておくような場合もありますから、所有権移転登記請求事件よりは事例としては多いですし、複雑な訴訟ではないことが多いように思われます。
株主として会社に参加していたが、経営者側が不正な会計をしている疑いがあるので、会計帳簿がみたいという場合に、会社に会計帳簿をみせるように要求する訴訟です。
勝手に株主総会が開かれたことになって、取締役を解任されてしまったような場合、総会決議の無効を裁判所に確認してもらうことが可能です。これを株主総会決議無効確認請求事件と言います。