2015/02/01
67期の就職状況の補足2
弁護士の就職については、1月末にかなりの人が就職できているという話をされる方がおられますので、1月末の数字について、67期を65期や66期と比較・整理してみました。
前のブログで書いたとおり、弁護士としての最大登録可能数は、65期は1916名であり、66期は1856名、67期は1798名となります。1月末の弁護士としての登録数は65期は1648名であり、66期は1567名、67期は1532名でした。最大登録可能数との比率を加えてみると、以下の数字になります。
初期登録 1月月末数
65期 1370(71.5%) 1648(86.0%)
66期 1286(69.3%) 1567(84.4%)
67期 1248(69.4%) 1532(85.2%)
66期と比較すると、若干の改善はあるようですが、65期よりも悪い数字のままですから、改善の兆しがあるなどは到底言えないように思います。65期から67期にかけては二回試験合格者数は漸減していますが、それでも改善が認められないのですから、やはり大幅な減数をするしか、就職状況の改善の方法はないと思います。