2015/12/15
第69期の司法修習生の数
ブログの更新がやりにくい状況となっており、ブログの更新ができておりませんでした。久しぶりの情報提供となります。
第69期の司法修習生の配属数ですが、私が集計したところ、1,787名でした。司法試験の合格者数が、1,850名でしたから、単純計算すると、63名が司法修習の道を選ばなかったことになります(司法試験に合格していながら司法修習を控えていた人が、第69期の司法修習をすることを選択したというような場合もあるので、あくまでも単純計算ということになります。)。
昨年と比較すると、辞退率が高まっているように思います。昨年は、若干辞退率に改善がみられたはずですが、これは、司法試験の合格者数が1,800名とかなりの減少があったからだと思います。今年は合格者数が若干増えた中で辞退率が高まったということになるので、ますます司法修習の魅力が失われているのだなと実感するところがあります。
私が、少し気になっているのが、司法修習中に修習をやめる人が増えていないかということです。要するに学生でいう中退ですが、何名かおられて増えているのではないかと懸念するところがあります。これは、最初の配属数と二回試験の受験者数を比較すると、計算することができますが、資料にあたっている時間がないので、分析できていません。