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弁護士法人 白浜法律事務所

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2016/12/12

弁護士白書からみた弁護士からの離職者の推移

 弁護士白書の最新版が送られてきたので、その中からデータを抽出してみたところ、新しく登録した弁護士の中で、弁護士をやめた人が増えているということが統計上も裏づけられました。
 すなわち、60期以降の弁護士は、6年間で、60期が65名、61期は56名、62期は40名も減員していることがわかりました。これより前の期では、9年間でも一桁程度の減員しかないことと比較すると、いかに母数が増えているとはいえ、減員の数字は明らかに大きくなっています。なお、弁護士急増政策は、法科大学院設置前から開始されている関係で、56期も9年間で28名もの減員が生じているということには注目の必要がありそうです。
 なお、65期は3年前と比較すると増えていますが、これは、一斉登録時期に弁護士として就業することができずに就職先を探す期間が増えた、つまり、浪人しながら職探しをする人が急増したことを示しているものと思われます。就職状況が悪化したことを裏づける数字の一つなわけです。
 私は、これだけの数の人が一度は弁護士になりながらも、弁護士をやめているということについては、養成に費やされた国費や法曹三者の労力から考えて、大いに問題があると思っています。
 なお、弁護士白書の2008年版の数字は全く信頼性に欠けています。このようなデータが公表されていること自体が恥ずかしいことですし、訂正されもせずに放置されていることは残念でなりません。
 期別弁護士人口推移表2016.pdf